♪中国長沙からのミニレター♪

　　枝で支えただけの部屋。「ステキ！！」と喜ぶ私達はヘン！？



ブログを見て親しい友人から、メールがきました。
「中国よりスゴイ夫婦になってくれて嬉しいわ」と。

そりゃまた、どうも・・・。



この友人の一押しの出来事はこれ

「毒カエルの毒入り薬」


お腹をこわし体力が消耗して、免疫力も低下。
そんな日が何日も続いたある日。
顔が腫れました。
パンパンに腫れて、頬骨のあたりがうずいて痛い。

心配して薬局に駆け込むダンナさん。

最初に勧められて買ってきたのは、まるで牛のフンの味！？
のような、干し草を固めたような薬。

「これを、小さくなるまで口にくわえて」と無情にも言うダンナさん

「この、牛のフンを・・・？　絶対いやよ！！」

だけど、結局くわえる羽目に。オエッオエッ

こんな思いしたのに、薬の効果はありませんでした


顔が腫れて３日目
気持もだんだんマイナスに。


「もう一度薬買ってくる」と、薬局に走ったダンナさん。


しばらくして、喜んで帰ってきました。
そして説明してくれました。

「すごい薬を出してくれたよ！！これが効かなかったら
もうお手上げってくらいの薬らしいよ」と、自信たっぷり。

「ふ～～ん」

「でもね、歯茎の上にのせて、じーっとしてて、ツバが
たまったら、吐きだすんだよ。絶対に飲み込んじゃいけないからね」と、付け加えた言葉が気になった私。

何の成分？　と聞こうとした瞬間ダンナさんの口から
世にも恐ろしい単語が飛び出してきたの。

「これは、毒カエルの毒が主成分だからね」


「はぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー！？ど、ど、毒カエルの毒ゥ・・・？？」


「あ、あなた、自分の奥さんに毒カエルの毒が入った薬飲ませる気！？何考えてるの？　気は確か？　私、ぜーーーーったいそんな薬くわえないから」


するとダンナさんが言いました。
「じゃあ、最初に僕が見本見せてあげるから。見てて」

そして、何の抵抗もなく「毒カエルの毒の入った薬」を
口に入れました。


しばらくして、私を呼ぶ声がします。
現れたダンナさんの顔。青ざめて、目がテンになってる。


「も、も、もしかして、ツバ飲み込んだのぉーーー？？」

「う、うん。」

「死んじゃやだーーーー」




今でも生きています。よかった　よかった。



思い出したら、あるあるある。中国よりもスゴイ話が。



メールをくれた友人よ。
あなたは私達の素質を見抜いていたのね！

これからも、素で中国生活がんばります