♪中国長沙からのミニレター♪

我が家の息子は、勉強も遊びも相変わらずマイペース。


中国にいた頃、土曜日や日曜日に遊んでいると

「塾はどうしたの？勉強は終わったの？」とよく近所の人から聞かれていました。


息子は、当時学校はインターナショナルスクール。

のびのびとした教育でした。



そんな息子とは真逆で、中国の小学生は、7時間授業で１クラス70人。平日も学校が終わると塾が当たり前。

しかも小学1年生から。


学校は先生がマイクを使っての授業で、ついていけない子供はおしまいなのだと、知り合いが言っていました。



私が住んでいたマンションの裏には大きな学習塾があり、

毎週、土、日になると朝早くから子供たちの英語や他の教科を暗記する大きな声が聞こえていました。


お昼になったらご飯は家で食べて、また午後から勉強




そういえば、ラジオからこんな言葉が聞こえてきた事がありました

「大学受験を控えている皆さん。受験に失敗しても、落ち込まないで！！。自殺なんかしないで！！。」


一人の子供に期待する大人が両親とその親達あわせて６人。

皆、大人6人の期待を背負っての大学受験。


毎年、大学受験に失敗して自殺する若者がけっこういると言っていました。


良い大学を希望するなら、小学絞のテストの良い成績を持って、良い中学校に入らなければ、ダメなんだとも言っていました。

中学から成績を伸ばしても手遅れなんだとも・・・。（キビシーーー）

地方都市でもそうでした。



先日、テレビで世界の学力テストで世界Ⅰになった国の学校の様子が出ていて

それを見ながら、息子が「僕も、インナーナショナルスクールで同じ事やってたよ！」と言っていました。


息子は想像力を伸ばし、好きな事をとことん伸ばす学習でした


中国の教育とは、正反対。




日本では、大学の先生が、学生に聞いたそうです

今、自分のやりたい事はなにかと。

すると、殆どの生徒が「温泉に浸かってのんびりしたい」という答えで

情けないとがっかりしたと言っていました。

外国に留学して自分の世界を広げようとは思わないのか・・・と。



留学する学生が減った日本。これから先世界を知らない若者が増えると言う事で、日本はダメになると言った人がいました。



教育って難しいですね・・・。



我が家の息子を横目で見ながら、以前見ていた「勉強がすべて」の中国の子供の様子を思い出した今日の私なのでした




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